嫁はんが死産した時の話

2020年1月に第一子が死産になった夫側の日記。

ブログを読んでくれた人に伝えたい事

今回私たちに起こった悲しい出来事は今までの人生で一番悲しい出来事でこれから先も絶対に忘れることはない。

 

 

 

 


流産や死産を経験したことがある人は全体の2%、50人に1人の確率らしい。

 

 

 

 


また不妊症に悩む人達もいる事を考えると、「子どもが産まれてくる」という事がどれだけありがたく、幸せな事なのかは容易に想像できる。

 

 

 

 


不妊症で悩む人達や流産、死産を経験した人たちの気持ちというのは人それぞれではあるけれど辛いものに違いないと思う。

 

 

 

 


私たちも辛く、悲しい思いをしたが他人に気持ちを理解して欲しいという気持ちはない。

 

 

 

 

 

 

ただ私たちの希望は

 

 

 

 


私たちに起こった出来事を知った時に

 

 

 

 


『もう一度自分の大切な人の大切さを改めて感じて欲しい』

 

 

 

 

 

 

 


という事。

 

 

 

 

 

 

飲んだくれて帰ってくる旦那、自分の気持ちを理解してくれない旦那、うるさい嫁、めんどくさい嫁、おもちゃを片付けない子ども、ご飯を食べない子ども、勉強のできない子ども、言う事を聞かない子ども。

 

 

 

 

 

 

毎日顔を合わせ、四六時中一緒に生活する中で、イライラしたりストレスが溜まってしまう事があると思う。

 

 

 

 

 

 

そういう時に

 

 

 

 


『その人がそこに生きているありがたみ』

 

 

 

 


を少しでも感じて、穏やかな気持ちで優しく声をかけたり、抱きしめてあげたりして欲しい。

 

 

 

 


『生きている』という事は当たり前じゃないという事。

 

 

 

 

 

 

この記事を読んで、「いつもはイライラするけど今日は嫁や旦那、子どもにいつもより少しだけ優しくしよう」と思ってくれる人がいれば、「私たちの娘が生きていた意味」があるんじゃないかと思えて嬉しい。

 

 

 

 

 

 

もちろん私たち自身も、娘のおかげでたくさんの人の優しさに触れる事ができて、その優しさを返さないといけないという気持ちで過ごす事ができている。

 

 

 

 


私たち夫婦のところにやってきてくれた『命の意味』をしっかり繋いでいけるかどうかは、これからの私たちの行い次第。

 

 

 

『娘の死』が私たちに与えてくれた物をしっかり受け取って繋いでいって、私たち自身が幸せにならなければいけない。

 

 


そして、私たちと同じように流産や死産を経験した人達がネガティブな感情に支配されずに、どうか穏やかに幸せに暮らしていけるように願っています。

 

 

 

今日バレンタイデーははじめての月命日です。今日はゆっくり仏壇に手を合わせようと思います。

 

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